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ゼロ円整理術!牛乳パックで叶える引き出し&棚の立てる収納仕切り

Tags: 牛乳パック, 収納, 整理整頓, 簡単DIY, 節約

家庭で消費されることの多い牛乳パックは、丈夫で加工しやすい素材です。そのまま捨ててしまうことも多いかもしれませんが、少し工夫するだけで、便利な収納アイテムに生まれ変わらせることができます。今回は、牛乳パックを活用して、引き出しや棚の中をすっきりと整理できる「立てる収納仕切り」を簡単に作る方法をご紹介します。

このDIYは、特別な材料や道具を一切使わず、ご家庭にあるもので手軽に始められます。衣類やバッグ、書類などを立てて収納することで、スペースを有効活用でき、どこに何があるか一目で分かるようになるため、探し物の時間を減らすことにもつながります。市販の仕切りを購入する必要がなくなるため、家計の節約にも貢献します。ぜひ、週末のちょっとした時間に試してみてはいかがでしょうか。

必要な材料と道具

このDIYで使うのは、どれもご家庭に普段からあるものです。

作り方(チュートリアル)

簡単3ステップで完成します。安全に注意しながら作業を進めてください。

  1. 牛乳パックを開いて洗う 使い終わった牛乳パックを水でよくすすぎ、中の汚れを落とします。パックの上部にある注ぎ口部分を開き、底も開いて一枚の平面になるように広げます。開いたパックは、風通しの良い場所でしっかりと乾かしてください。完全に乾かすことで、カビの発生を防ぎ、衛生的に使えます。

  2. 仕切りたい高さにカットする 仕切りとして使いたい引き出しや棚の深さを測ります。その深さより1〜2cmほど低い高さを目安に、定規とペンを使って牛乳パックに線を引きます。パックの底だった部分は使いません。引いた線に沿って、ハサミまたはカッターナイフでパックを切り取ります。同じ高さのものを必要な個数分作成してください。

    安全に関する注意点:カッターナイフを使用する際は、手を切らないよう十分注意してください。滑りやすい場所での作業は避け、必ずカッターマットや厚紙を下に敷いて行ってください。

  3. パックを組み合わせてテープで固定する 切り取った牛乳パックを、引き出しや棚のサイズ、収納したいものの量に合わせて並べます。衣類を立てて収納する場合は、並列にいくつも繋げたり、コの字型や田の字型に組み合わせたりすると安定します。パックの内側(白い面)同士を合わせるようにテープでしっかりと貼り付けて固定していきます。パック同士がずれないよう、上部、中央、下部など数カ所を丁寧に留めてください。テープで補強することで、より丈夫な仕切りになります。

    これで、牛乳パック製の立てる収納仕切りが完成です。

かかる時間と難易度

期待できる効果・メリット

まとめ

牛乳パックは、洗って乾かすだけで様々なDIYに活用できる優れた素材です。今回ご紹介した「立てる収納仕切り」は、その丈夫さと加工のしやすさを活かした、手軽で実用的なアイデアです。

この仕切りを使えば、散らかりがちな引き出しや棚の中が驚くほど整理され、収納力がアップします。そして何より、捨てるものを減らしながら、市販品を買うことなく整理整頓ができるため、地球にもお財布にも優しい行動につながります。

作成する際は、仕切りたい場所のサイズに合わせて牛乳パックの数を調整したり、複数のパックを組み合わせる形を変えてみたりと、自由にアレンジしてみてください。表面に布や包装紙などを貼って装飾すれば、よりお部屋の雰囲気に馴染むおしゃれな仕切りにすることも可能です。

ぜひ、ご家庭に溜まった牛乳パックを、賢く便利な収納アイテムとして生まれ変わらせてみてください。簡単にできる一手間で、日々の暮らしがより快適になるはずです。