捨てちゃうお菓子の袋でゼロ円DIY！縫わない小物入れの作り方
はじめに
おやつを食べた後、空になったお菓子の袋はそのままゴミ箱へ、という方がほとんどかもしれません。しかし、ちょっと待ってください。あのキラキラした袋や丈夫な素材の袋は、捨てるにはもったいない魅力を持っています。今回は、そんな普段捨ててしまうお菓子の袋を活用して、簡単で実用的な小物入れを作るDIYアイデアをご紹介します。
特別な材料や道具は一切不要です。家庭にあるものだけで、ゼロウェイストにつながる可愛い小物入れを簡単に手作りできます。細々としたものの整理に役立ち、新しいポーチやケースを買う必要がなくなるため、家計の節約にもつながります。ゴミを減らしながら、賢く快適な暮らしを実現しましょう。
必要な材料と道具
このDIYで使う材料と道具は、全てご家庭にある身近なものです。新しく購入する必要はありません。
材料
- きれいなお菓子の袋（アルミ蒸着など、ある程度厚みやハリのある袋がおすすめです）
- クッキングシート
道具
- ハサミ
- 定規（または真っ直ぐなもの）
- アイロン
作り方（チュートリアル）
アイロンを使って袋の端を圧着することで、縫わずに丈夫な袋を作ります。火傷には十分に注意しながら作業を進めてください。
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お菓子の袋を洗って開く まず、使用済みのお菓子の袋をきれいに水洗いし、しっかりと乾燥させます。油分や食べかすが残っていると圧着しにくいため、丁寧に洗いましょう。完全に乾いたら、ハサミで袋の端を切って開き、一枚の平らな状態にします。
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作りたいサイズにカットする 作りたい小物入れの「幅」と「高さ」を決めます。今回はシンプルな袋状の小物入れを作ります。作りたい幅で、作りたい高さの約2倍の長さ＋圧着する余裕分（上下で合計2cm程度）の長方形に、袋をカットします。 例：幅10cm、高さ8cmの小物入れを作りたい場合 → 幅10cm、長さ（8cm + 1cm）× 2 = 18cmの長方形にカットします。 お菓子の袋のデザインを活かせるように、どこを切り取るか考えると楽しいでしょう。
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袋を半分に折る カットした長方形の袋を、作りたい高さのところでぴったり半分に折ります。このとき、小物入れの「外側」にしたい面が表になるように折ってください。（多くの場合は、キラキラしたデザイン面が外側になります。）
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両端をアイロンで圧着する 半分に折って開いている両端を閉じます。ここをアイロンで圧着します。中に収納するものが落ちないように、しっかり閉じたい部分です。 袋の端を約1cm程度内側に折り込みます。折り込んだ部分をクッキングシートで挟み、低温〜中温に温めたアイロンで上から押さえるように熱を加えます。滑らせるのではなく、押し当てるイメージです。袋の素材によっては溶けやすいものもあるため、必ずクッキングシートを挟み、低い温度から試しながら様子を見てください。完全に冷めるまで触らず、圧着できたか確認します。もし弱ければ、もう一度クッキングシートを挟んで熱を加えます。 両方の端を同じように圧着します。
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入り口部分を処理する 小物入れの入り口となる開いている部分を処理します。ここもアイロンで圧着するか、ボンドで処理する方法がありますが、今回は簡単さを重視して、そのままの状態か、または端を内側に少し折り返してアイロンで軽く押さえるだけにします。数ミリ程度内側に折り込み、クッキングシートを挟んで軽くアイロンを当てると、見た目がきれいに仕上がります。
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形を整えて完成 圧着部分が完全に冷めたら、形を整えます。これで、世界に一つだけのお菓子の袋小物入れの完成です。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 10分〜20分程度
- 難易度: 初級（アイロンを使用するため、小さなお子様が行う場合は必ず大人の方と一緒に作業してください）
期待できる効果・メリット
- ゴミの削減: 本来捨ててしまうお菓子の袋を再利用することで、家庭ごみを減らすことができます。ゼロウェイストへの第一歩となります。
- 家計の節約: 細かいものを入れるポーチやケースを新しく購入する必要がなくなります。100円ショップなどで購入する場合でも、一つあたり100円〜数百円かかるため、年間で考えると無視できない節約につながります。
- 実用性: お菓子の袋の素材によっては、ある程度の防水性や耐久性があります。リップクリームや絆創膏、充電ケーブル、イヤホン、アクセサリーなど、細々としたものを入れておくのに便利です。
- オリジナリティ: お菓子の袋のデザインをそのまま活かせるため、個性的で可愛い小物入れが手に入ります。お気に入りの柄で作ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。普段何気なく捨てていたお菓子の袋が、少しの工夫で可愛い小物入れに生まれ変わります。このDIYはとても簡単で、アイロンさえあれば特別な手芸スキルも必要ありません。
注意点として、アイロンの温度が高すぎると袋が溶ける可能性がありますので、必ずクッキングシートを挟み、低い温度から試しながら行ってください。また、熱いうちは圧着部分が剥がれやすいため、完全に冷めるまで触らないようにしましょう。
色々な柄のお菓子の袋でたくさん作って、種類ごとに整理したり、ちょっとしたプレゼントにしたりするのも良いかもしれません。ぜひ、楽しみながらゴミを減らすゼロウェイストな暮らしに取り組んでみてください。