ゼロ円湿気対策!ポテトチップス袋でつくる簡単エコ保存袋
毎日のおやつや食品で出るゴミ。その中に、ちょっとした工夫で再利用できるものがあるのをご存知でしょうか。今回は、ポテトチップスやコーヒー豆など、内側がアルミ蒸着フィルムになっている袋に注目します。このアルミ蒸着フィルムは、湿気を防ぐ効果があるため、捨てる前にその機能性を活かした簡単なエコアイテムを作ってみましょう。
このDIYで作る「湿気防止エコ保存袋」は、湿気に弱いお茶っ葉や乾物、お菓子などの保管に役立ちます。特別な材料は一切不要で、家庭にあるものだけで手軽に作ることができ、ゴミの削減と食品の劣化を防ぐことで節約にもつながります。
必要な材料と道具
このDIYで使うものは、どれもご家庭にあるものばかりです。
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材料:
- ポテトチップスやコーヒー豆など、内側がアルミ蒸着フィルムになっている空き袋(よく洗って乾燥させたもの)
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道具:
- ハサミ
- ホッチキス(または両面テープや接着剤)
作り方(チュートリアル)
誰でも簡単にできるシンプルな手順です。
- 袋を開いて洗う: 空になった袋を縦や横に切り開き、内側を水で丁寧に洗い、油分や食品のカスを取り除きます。
- しっかり乾燥させる: 洗った袋の内側・外側を、完全に乾かします。湿気が残っているとカビの原因になるため、風通しの良い場所でしっかり乾燥させてください。急ぐ場合はドライヤーの冷風を使っても良いでしょう。
- 形を整える: 乾燥した袋を平面に広げます。作りたい袋のサイズに合わせて、余分な部分をハサミで切り落とします。形は四角形が扱いやすいでしょう。底になる部分を輪にするか、貼り合わせるかで少し変わりますが、今回は底を貼り合わせる簡単な方法で進めます。
- 袋状にする: 切り出した袋の内側が表になるように半分に折るか、袋状になるように重ね合わせます。両端をホッチキスで丁寧に留めて袋状にします。ホッチキスの針の間隔を狭くすると、より隙間なく閉じられます。ホッチキスがない場合は、強力な両面テープや接着剤でしっかりと貼り合わせても良いでしょう。片側だけ口が開いた状態にします。
- 完成: 口が開いている側から、湿気を避けたいものを入れ、口を軽く折るなどして閉じれば、湿気防止エコ保存袋の完成です。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 10分〜15分程度(乾燥時間を除く)
- 難易度: 初級(非常に簡単)
ハサミを使えれば、どなたでもすぐに挑戦できる難易度です。
期待できる効果・メリット
この簡単なDIYで、いくつかのメリットが得られます。
- ゴミの削減: 捨てるはずだった袋を再利用することで、ゴミの量を減らすことができます。
- 湿気対策と食品ロス削減: アルミ蒸着フィルムの防湿性を活かして、お茶っ葉や乾物、開封後のお菓子などが湿気てしまうのを防ぐ効果が期待できます。これにより、食品を無駄にすることなく最後まで使い切ることができ、結果として食品ロス削減と家計の節約につながります。
- ゼロ円でできる節約: 新しい保存容器や湿気対策グッズを購入する必要がありません。家庭にあるものでできるため、コストは一切かかりません。
- 手軽な活用法: ちょっと湿気を避けたいものを一時的に保管するのに便利です。
まとめ
ポテトチップスなどのアルミ蒸着フィルムの袋は、そのまま捨ててしまえば単なるゴミですが、少し手を加えるだけで湿気防止に役立つエコな保存袋として再利用できます。洗って、切って、留めるだけのシンプルな工程で、ゴミを減らしながら大切な食品を湿気から守ることができます。
ただし、これは簡易的な保存袋ですので、完璧な密閉性はありません。また、洗っていても直接食品に触れさせるのが気になる場合は、食品を別の袋や容器に入れてから、このアルミ蒸着フィルムの袋に入れるようにすると良いでしょう。乾燥材と併用するのも効果的です。
身近なゴミを資源として見直し、簡単な工夫で暮らしに役立てる。こういった小さなゼロウェイストのアイデアを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。