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捨てる割り箸が節約に!簡単収納仕切りの作り方

Tags: ゴミ削減, 節約, DIY, 収納, 割り箸

捨てる割り箸が便利な収納に生まれ変わる!簡単DIYでスッキリ整理整頓

皆様は、お弁当に付いてきたり、テイクアウトで受け取ったりした割り箸をどのようにされていますか。一度使ったらそのまま捨ててしまうことが多いかもしれません。しかし、少しの工夫で、この「ゴミ」になりがちな割り箸が、家庭で役立つアイテムに生まれ変わります。

今回は、使い捨てされがちな割り箸を再利用して、引き出しの中や箱の中をスッキリ整理できる「収納仕切り」を簡単に手作りする方法をご紹介します。特別な材料は一切不要で、どのご家庭にもあるものだけで作れます。これで、細々したものの整理が苦手な方も、手軽に片付けが進み、さらにゼロウェイストと家計の節約にもつながります。

必要な材料と道具

このDIYに必要なのは、使い終えた割り箸と、身近にあるいくつかのアイテムだけです。

簡単収納仕切りの作り方(チュートリアル)

さあ、実際に収納仕切りを作ってみましょう。今回は、箱の中に格子状の仕切りを作る方法を例にご説明します。引き出しの場合は、引き出しのサイズに合わせて同様に作成し、中に置く形で使います。

  1. 箱や引き出しのサイズを測る: まず、仕切りを作りたい箱や引き出しの内寸(縦、横、深さ)を正確に測ります。どのくらいのマス目を作りたいか、入れたい物のサイズも考慮して、仕切りの本数や高さを決めます。

  2. 割り箸をカットする: 測ったサイズに合わせて、割り箸をカットします。例えば、箱の短い方の辺の長さに合わせて複数の割り箸をカットし、長い方の辺の長さに合わせて別の複数の割り箸をカットします。ハサミでカットする場合は、割り箸を寝かせて少しずつ力を入れると切りやすい場合があります。カッターを使う場合は、下にカッターマットなどを敷き、定規を当ててゆっくりと数回刃を滑らせると、安全かつきれいにカットできます。指を切らないよう、十分に注意してください。

  3. 割り箸を組み立てる(箱の場合): 箱の底に木工用ボンドを少量つけ、カットした割り箸を箱の短い辺と平行に、一定の間隔を空けて並べて貼り付けます。次に、箱の長い辺と平行になるようにカットした割り箸を用意し、先に並べた割り箸の上にボンドで垂直に交差させて貼り付けます。これにより、箱の中に格子状のマス目ができます。

  4. 割り箸を組み立てる(引き出しの場合): 引き出しの場合は、引き出しのサイズに合わせて作った格子状の仕切りを、引き出しの中に置いて使用します。まず、引き出しの短い辺の長さより数ミリ短くカットした割り箸を複数本用意します。次に、引き出しの長い辺の長さより数ミリ短くカットした割り箸を複数本用意します。短い割り箸と長い割り箸を木工用ボンドで垂直に交差させて貼り合わせ、格子状のプレートを作ります。ボンドが乾いたら、これを引き出しの中に置きます。引き出しの深さに合わせて仕切りの高さを調整したい場合は、割り箸を重ねて貼り合わせるか、箱の深さに合わせて割り箸を切って箱状の仕切りを作っても良いでしょう。

  5. ボンドを乾燥させる: ボンドがしっかりと乾くまで、しばらく時間をおきます。完全に乾くまで触らないようにしてください。ボンドが透明になれば概ね乾いています。

これで、割り箸を使った収納仕切りの完成です。

かかる時間と難易度

割り箸をカットして貼り付けるだけのシンプルな作業なので、手軽に挑戦できます。

期待できる効果・メリット

この割り箸収納仕切りDIYで得られる効果は多岐にわたります。

まとめ

使い捨てされがちな割り箸が、少し手を加えるだけで便利な収納仕切りに生まれ変わります。難しい技術は一切不要ですので、ぜひご家庭で試してみてください。

このDIYは、使われなくなった空き箱と組み合わせることで、さらにエコ効果が高まります。お菓子の箱、靴箱、家電の箱など、サイズに合わせて活用してみてください。

割り箸の代わりに、牛乳パックや段ボールを細長く切って使用するなど、様々な素材で代用することも可能です。ご自身の使いやすい素材や、手元にあるものを活用して、オリジナルの収納仕切りを作ってみるのも楽しいかもしれません。

このように、家庭にある「ゴミ」を少し工夫するだけで、家が片付き、節約になり、環境にも優しい暮らしが実現できます。皆様も、身近なものからゼロウェイストDIYを始めてみませんか。