ゴミを減らす簡単DIYライフ

家庭にある卵パックで！簡単ゼロ円仕切り付き小物入れDIY

導入

日々の暮らしの中で、つい増えてしまう小さな物。ボタンやビーズ、アクセサリー、ネジや釘、乾電池など、細々とした物の収納にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。いざ使おうと思った時に見つからず、結局新しい物を買ってしまったり、引き出しの中がごちゃついてしまったりすることもあるかと思います。

そんな時におすすめしたいのが、ご家庭で必ず出る「卵パック」を使ったゼロ円収納アイデアです。卵の形に合わせてくぼみが並んだ卵パックは、実は小さな物を種類別に分けるのにぴったりの形をしています。これを活用すれば、お金をかけずに簡単に、引き出しの中や棚の上をすっきり整理できる「仕切り付き小物入れ」が作れます。

特別な材料や道具は一切必要ありません。身近にある卵パックを再利用することでゴミを減らし、さらに収納ケースを購入する費用も節約できます。今回は、この卵パックを使った簡単DIYの方法をご紹介します。

必要な材料・道具

このDIYに必要なのは、本当に身近なものだけです。

• 卵パック: 1個または複数個（作りたい小物入れの大きさに応じて）
  • プラスチック製でも紙製でも構いません。
• ハサミ
• カッターナイフ （あると便利ですが、ハサミだけでも可能です）
  • カッターナイフを使う際は、下にカッターマットや厚紙を敷いて作業し、指を切らないよう十分ご注意ください。
• 装飾用の紙や布、マスキングテープなど （お好みで）
• ノリまたは両面テープ （装飾する場合）

作り方（チュートリアル）

難しい工程は一切ありません。どなたでも簡単に作ることができます。

1. 卵パックを準備する

   • 使用済みの卵パックをきれいに洗い、しっかりと乾かしてください。食品が入っていた物ですので、清潔な状態にしてから使い始めましょう。

2. 不要な部分を切り取る

   • 卵が入っていた凹凸のある部分を使います。フタや側面の出っ張りなど、小物入れとして使わない部分はハサミやカッターナイフで切り取ってください。
   • 凹凸部分の周囲に縁を残すか、ギリギリで切り取るかはお好みで調整してください。縁を残すと少し頑丈になります。
   • 複数の卵パックを使う場合は、必要な大きさや形に合わせて切り分け、後で組み合わせられるようにしておきます。

3. 形を整える

   • 切り口がガタガタしている場合は、ハサミできれいに整えます。プラスチック製の場合は、切り口が鋭利になっていることがあるためご注意ください。必要に応じて角を丸く切り落とすと安全です。

4. 複数のパックを組み合わせる（任意）

   • より大きな小物入れにしたい場合や、形の異なる卵パックを組み合わせたい場合は、切り取ったパック同士を並べて配置を決めてください。

5. 装飾する（お好みで）

   • このままでも使用できますが、見た目を良くしたい場合は、外側に好きな柄の紙や布を貼ったり、マスキングテープを貼ったりして装飾してみてください。
   • 装飾材をノリや両面テープでしっかりと貼り付けます。

6. 完成！

   • これで仕切り付き小物入れの完成です。

かかる時間と難易度

• かかる時間: 1個あたり 10分〜20分程度（乾燥させる時間は除く）
• 難易度: 初級（非常に簡単です）

期待できる効果・メリット

• 小物の分類・整理: アクセサリー、ボタン、ビーズ、手芸用品、ネジ、釘、画鋲、クリップ、薬、乾電池、切手など、細々とした物を一つ一つの仕切りに分けて収納できます。種類ごとに分けられるため、使いたい物がすぐに取り出せます。
• 引き出しの中がスッキリ: 引き出しの中で散らばりがちな小物をまとめて収納できるため、引き出しの中をきれいに保つことができます。
• 探し物が減る: どこに何があるか一目で分かるようになるため、「あれどこに行ったかな？」と探し物をすることが大幅に減ります。時間の節約にもつながります。
• 収納ケース購入費用ゼロ円: 新たに小物ケースや仕切りケースを購入する必要がありません。完全にゼロ円で収納グッズを手に入れることができます。
• ゴミ削減: 捨てるはずだった卵パックを再利用することで、家庭のゴミを減らし、ゼロウェイストに貢献できます。

まとめ/その他

卵パックを使った仕切り付き小物入れは、本当に手軽に始められるゼロウェイストDIYの一つです。使わなくなったら古紙回収に出すなど、最後の処理も比較的簡単です。

• アレンジのアイデア:
  • 深さのある卵パックの場合は、深さを活かして乾電池や小さな工具などを収納するのも良いでしょう。
  • 複数個作って積み重ねる場合は、中に何が入っているかラベルを貼るとさらに使いやすくなります。
  • 子供と一緒に、クレヨンやビーズを整理するおもちゃ箱として作るのも楽しいでしょう。
• 使用上の注意:
  • プラスチック製の卵パックの切り口は鋭利になることがありますので、やすりで磨くか、マスキングテープなどで保護するとより安全に使用できます。
  • 水気のあるものを入れるのは避けてください。紙製の場合は特に強度が落ちます。

身近な卵パックを工夫一つで便利な収納アイテムに変えることができます。ぜひ、ご家庭で試していただき、物の整理整頓とゴミの削減につなげていただければ幸いです。