捨てずに活用!古いタオルケットや毛布が変身する縫わない足ふきマットの作り方
ご家庭に、もう使わなくなった古いタオルケットや毛布はありませんでしょうか。捨てるにはかさばりますし、どのように処分すれば良いか迷うこともあるかと存じます。しかし、これらの古くなった布類も、少しの工夫で便利なアイテムに生まれ変わらせることができます。
今回は、不要になったタオルケットや毛布を材料に、特別な道具を使わずに簡単に作れる足ふきマットのDIY方法をご紹介いたします。この方法であれば、ゴミを減らすことにもつながり、新しい足ふきマットを購入する費用も節約できます。環境にもお財布にも優しい、簡単エコDIYです。
必要な材料・道具
このDIYで必要となるものは、ご家庭にあるものだけです。
- 不要になったタオルケットまたは毛布: 1枚または複数枚
- 厚みを出したい場合は、複数枚使用することをおすすめいたします。
- ハサミ: 布が切れるものであればどのようなハサミでも構いません。
作り方(チュートリアル)
作業時間は1枚あたり15分から30分程度を見込んでください。特別な技術は必要なく、どなたでも簡単に挑戦できます。
ステップ1:布を準備する
まずは、不要になったタオルケットや毛布を用意します。足ふきマットとして使いたい場所の大きさを考慮し、必要なサイズの布を切り出します。この時、後でフリンジや結び代として使うために、完成させたいサイズよりも周囲に5cm程度の余裕を持たせて大きめに切り出してください。
もし厚みが欲しい場合は、同じサイズの布を2枚以上重ねて使用します。今回は1枚で基本的な作り方をご説明いたします。
ステップ2:周囲に切り込みを入れる
切り出した布の周囲に、ハサミで切り込みを入れていきます。
まず、布の端から内側に向かって、約5cmの深さで切り込みを入れます。切り込みの間隔は、約1.5cm〜2cm程度が目安です。この切り込みが、後で結ぶための「ひも」や「フリンジ」になります。切り込みが細すぎると結びにくくなり、太すぎると結び目が大きくなりすぎることがありますので、この目安を参考にしてみてください。
布の四辺全てに、均等な間隔で切り込みを入れていきます。角の部分も、切れ目が途切れないように、辺に沿って切り込みを続けてください。
ハサミを使用する際は、指などを切らないように十分ご注意ください。
ステップ3:切り込みを結んでいく
周囲に入れた切り込みを、隣り合うもの同士、または向かい合うもの同士で結んでいきます。
最も簡単な方法は、隣り合う切り込みをペアにして、固結びしていく方法です。こうすることで、布の端がほつれるのを防ぎつつ、見た目もかわいらしいフリンジのようになります。
複数枚の布を重ねて厚みを出す場合は、重ねた布の同じ位置の切り込みをまとめて எடுத்துから結んでください。これにより、重ねた布がずれにくくなります。
全ての切り込みを端までしっかりと結んでください。
ステップ4:形を整えて完成
全ての切り込みを結び終えたら、全体の形を整えてください。必要に応じて、結び目を引っ張ってしっかりと固定します。これで、古いタオルケットや毛布が、機能的な足ふきマットとして生まれ変わりました。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 1枚あたり約15分〜30分程度
- 難易度: 初級
ハサミで切って結ぶだけの単純な作業ですので、DIY初心者の方でも気軽に取り組むことができます。
期待できる効果・メリット
このDIYを行うことで、以下のようなメリットが得られます。
- ゴミの削減: 捨てるはずだったタオルケットや毛布を再利用することで、廃棄する量を減らせます。繊維製品の廃棄はかさばるため、特に環境負荷の軽減につながります。
- 家計の節約: 新しい足ふきマットを購入する必要がなくなります。足ふきマットは安価なものでも数百円から、しっかりしたものであれば千円以上することもありますので、大きな節約になります。
- 実用性の向上: タオルケットや毛布は吸水性に優れているため、足ふきマットとして十分な機能を発揮します。また、複数枚重ねることで厚みが出て、ふかふかとした踏み心地の良いマットにすることも可能です。
- 洗濯が可能: 汚れたらそのまま洗濯機で洗うことができますので、常に清潔に保つことができます。
まとめ
不要になったタオルケットや毛布は、捨てる前に足ふきマットとして再利用できる可能性を秘めています。ご紹介した方法は、ハサミで切って結ぶだけという非常に簡単なものですが、ゴミを減らし、家計を助けるという点で大きな価値があります。
足ふきマット以外にも、ペット用のマットや、軽い物であれば椅子の上に敷くマットなど、様々な用途に応用できます。ぜひ、ご家庭にある古い布類を活用して、簡単なエコDIYを楽しんでみてください。作業の際は、ハサミの扱いに十分ご注意いただき、安全に行ってください。