捨てずに賢く活用！ラップの芯で簡単ビニール袋ストッカーDIY
家庭で毎日出るゴミを少しでも減らし、無駄なく暮らしたいとお考えの皆様へ。今回は、使い終わった後にそのまま捨ててしまいがちな「ラップの芯」を使った、簡単で実用的なDIYアイデアをご紹介します。この小さな工夫一つで、散らかりがちなビニール袋をスッキリと収納できるだけでなく、ゼロウェイストと家計の節約にもつながります。特別な材料は一切不要、どのご家庭にもある身近なものだけでできる手軽な作業です。
必要な材料・道具
このビニール袋ストッカーを作るために必要なのは、以下のものです。
- 使い終わったラップの芯：1本以上（作りたい数に応じて準備してください）
- ハサミ
装飾を加えたい場合は、お好みの布や包装紙、マスキングテープなどをご準備ください。これらもご家庭にあるもので十分です。
作り方（チュートリアル）
さあ、実際にラップの芯をビニール袋ストッカーに変身させる手順を見ていきましょう。とても簡単ですので、ぜひお試しください。
- ラップの芯の準備 使い終わったラップの芯をきれいに拭き、乾燥させます。粘着テープなどが付いている場合は剥がしておくと、後でビニール袋の出し入れがスムーズになります。
- ビニール袋のたたみ方
収納したいビニール袋を用意します。まずは、ビニール袋をコンパクトにたたむ作業です。いくつかのたたみ方がありますが、ここでは簡単な方法をご紹介します。
- ビニール袋を広げ、平らにします。
- 底辺を上にして細長く数回折りたたみます。
- 取っ手の部分が余るように折り進めます。
- 余った取っ手を、折りたたんだ袋の本体に巻きつけるようにしてまとめます。
- 三角や、細長い帯状になるように折りたたむ方法でも構いません。ラップの芯の筒の中に入れやすい形になれば大丈夫です。
- 芯の両端を加工する
この工程は、収納したビニール袋が芯から抜け落ちにくくするためのものです。
- ラップの芯の端から1cm程度のところに、ハサミで縦に5～6箇所、同じ深さの切り込みを入れます。切り込みの数は、芯の円周によって調整してください。
- 切り込みを入れた部分を、全て内側に向かって折り込みます。これで、筒の入り口が少し狭まり、ビニール袋が飛び出しにくくなります。もう片方の端も同様に加工します。
- より簡単に済ませたい場合は、両端の開口部を少しだけ潰して楕円形にするだけでも効果があります。
- 装飾（任意） もし見た目を飾りたい場合は、この段階で行います。ラップの芯の外側に、お好みの布や包装紙をボンドやテープで貼り付けたり、マスキングテープを巻いたりします。オリジナルのデザインにすることで、インテリアにも馴染みやすくなります。
- ビニール袋を収納する 手順2でたたんだビニール袋を、手順3で加工したラップの芯の中に詰め込んでいきます。端から一つずつ丁寧に押し込んでください。たたんだビニール袋が全て収まったら完成です。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 1本あたり 約5分〜10分
- 難易度: 初級（非常に簡単）
特別な技術は一切必要ありません。ハサミが安全に使える方であれば、どなたでも気軽に挑戦できます。
期待できる効果・メリット
このラップの芯を使ったビニール袋ストッカーは、ゼロウェイストと節約に大きく貢献します。
- ゴミ削減効果: 使い終わったラップの芯を捨てることなく、再利用できます。これは小さな一歩ですが、ゴミを減らすことにつながります。
- 節約効果: ビニール袋を整理するための専用の収納グッズをわざわざ購入する必要がなくなります。市販の収納グッズの価格を考えれば、かなりの節約になります。例えば、一つ数百円程度の収納グッズを購入すると仮定した場合、ストッカーの数だけ節約額が増えます。
- 収納力向上: コンパクトにたたんだビニール袋が、スリムな筒の中に収まります。引き出しの中やキッチンの隙間に立てて置いておけば、スペースを有効活用できます。
- 使い勝手の改善: 必要な時にさっと一本ずつ取り出しやすくなります。
まとめ
今回は、使い終わったラップの芯を再利用したビニール袋ストッカーの作り方をご紹介しました。ハサミ一本で簡単にできるこのDIYは、ゴミの削減と家計の節約に直結する、まさに「ゴミを減らす簡単DIYライフ」にぴったりのアイデアです。
作ったストッカーは、ビニール袋だけでなく、小さく丸めた包装紙や、書類を一時的にまとめておくのにも活用できます。ぜひご家庭にあるもので、手軽にゼロウェイストと整理整頓を始めてみてください。小さな工夫から、心地よい暮らしが生まれます。