ペットボトルの底を活用！簡単カットで作る小物収納DIY
ペットボトルの底が、ちょっとした小物入れに早変わり
日々の生活で、ペットボトルは非常によく利用される容器の一つです。飲み終わった後、そのままゴミとして捨ててしまうことが多いかもしれませんが、実はその底の部分が、ちょっとした工夫で便利な収納アイテムとして生まれ変わります。特別な道具や難しい技術は一切必要ありません。ハサミ一つでできる簡単なDIYで、家の中の細々としたものを整理できる小物入れを作ってみませんか。
このDIYは、プラスチックごみの削減というゼロウェイストの観点からも有効です。また、小物入れを新しく購入する必要がなくなるため、家計の節約にもつながります。引き出しの中で散らかりがちなクリップやボタン、手芸用のビーズや糸、アクセサリーなど、小さなものを分類して入れるのにとても便利です。
必要な材料と道具
このDIYに必要なものは、ほとんどご家庭にあるものです。
- 使い終わったペットボトル：作りたい小物入れの数だけ
- カッターまたは先の尖った丈夫なハサミ
- ハサミ
- （必要であれば）ヤスリ、または当て布をしたアイロン
特別な材料は必要ありません。普段捨てているペットボトルを再利用するだけです。
作り方（チュートリアル）
とても簡単です。安全に注意しながら作業を進めてください。
- ペットボトルを準備する: 使い終わったペットボトルを水でよく洗い、中をしっかりと乾かしてください。汚れや水分が残っていると、完成後にカビの原因となる場合があります。ラベルは剥がしておくと見た目がすっきりします。
- カットする位置を決める: ペットボトルの底の形を活かしたいので、底から数センチ上の、筒状になっている部分でカットします。入れたいものの高さに合わせて、カットする位置を決めてください。一般的には、底のくぼみから上へ2～5cm程度の位置が小物入れとして使いやすいサイズになります。
- ペットボトルをカットする:
カットする位置にカッターで軽く切り込みを入れます。カッターを使う際は、滑らないように注意し、ケガをしないよう十分に気を付けてください。深く切り込みすぎると危険です。切り込みが入ったら、そこからハサミを使って慎重にペットボトルを一周切っていきます。プラスチックは硬い場合がありますので、丈夫なハサミを使うと切りやすいでしょう。切り口がガタガタにならないように、ゆっくり丁寧に切るのがポイントです。
- 安全上の注意: カッターやハサミの取り扱いには十分注意し、作業中は必ず大人が行うか、大人の見守りのもとで行ってください。
- 切り口の処理（任意）:
カットした切り口は、そのままだと鋭くて指を切ってしまう可能性があります。安全に使うために、切り口を滑らかにする処理をおすすめします。
- ヤスリを使う場合: 切り口を紙ヤスリ（細かいもの）でこすり、角を丸くします。
- アイロンを使う場合: 不要になった当て布を敷き、その上に切り口を下にしてペットボトルを置き、低温のアイロンで軽く押さえます。プラスチックが少し溶けて丸くなり、滑らかになります。火傷の危険がありますので、絶対に素手で触らないように注意し、換気をしながら行ってください。 切り口の処理が終わったら、これで小物入れの完成です。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 1個あたり5分～10分程度
- 難易度: 初級（簡単）
ペットボトルを洗って乾かす時間を含めなければ、一つあたり数分で作成できます。とても手軽に挑戦できるDIYです。
期待できる効果・メリット
- ゴミ削減（ゼロウェイスト）: 捨てるはずだったペットボトルを再利用することで、プラスチックごみの削減に貢献できます。
- 家計の節約: 小物入れを新たに購入する必要がなくなります。まとめてたくさん作れば、かなりの節約になります。
- 整理整頓の促進: 小さなものを種類ごとに分けて収納できるため、引き出しの中などがすっきりと片付きます。必要なものがすぐに見つかるようになります。
まとめ
ペットボトルの底を使った小物入れは、手軽にできるゼロウェイストDIYの代表例です。ハサミ一つで簡単に作れて、すぐに実用的に活用できます。ぜひ、ご家庭で不要になったペットボトルを使って、試してみてください。安全には十分に配慮しながら作業を進めてください。
他にも、牛乳パックや食品トレイなど、家庭にある様々なものがDIYの材料として活用できます。身近なものを利用した簡単な工夫で、楽しみながらゴミを減らし、賢く節約するゼロウェイストライフを実践していきましょう。