ゼロ円おやつ!パンの耳で作る簡単エコラスク
家庭にあるものでゼロウェイスト!パンの耳を美味しいおやつに変身させるエコラスク
日々の暮らしの中で、少しずつ出てしまう食べ物の「もったいない」。特に食パンの耳は、サンドイッチを作る際などに余ってしまい、そのまま捨ててしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、このパンの耳も立派な食材であり、少し手を加えるだけで美味しいおやつに生まれ変わらせることができます。
今回は、家庭にある身近な材料と道具を使って、捨てるはずだったパンの耳を美味しいラスクに変身させる簡単なDIYをご紹介します。これにより、食品ロスを減らすことができるだけでなく、おやつ代の節約にもつながります。特別な技術は一切不要です。ぜひお試しください。
必要な材料・道具
このエコラスク作りに必要なものは、どれもご家庭にあるものばかりです。改めて購入する必要はほとんどないでしょう。
材料:
- 食パンの耳:食パン2〜3斤分程度(量はお好みで調整してください)
- 砂糖:大さじ2〜3(甘さはお好みで調整してください)
- バターまたはマーガリン:20g程度(サラダ油などの植物油でも代用可能です)
- (お好みで)シナモンパウダー、ココアパウダーなど:少々
道具:
- フライパン または オーブントースター
- 包丁とまな板(パンの耳をカットする場合)
- ゴムベラや木べら(フライパンで炒める場合)
- 耐熱皿またはアルミホイル(オーブントースターを使用する場合)
作り方(チュートリアル)
驚くほど簡単に、美味しいエコラスクを作ることができます。今回は、より手軽なフライパンで作る方法と、カリッと仕上がるオーブントースターで作る方法をご紹介します。
フライパンで作る方法
- パンの耳をカットする: パンの耳が大きい場合は、食べやすい大きさにカットします。1〜2cm角や、細長い棒状など、お好みの形にしてください。カットしない場合はそのまま使用しても構いません。
- バターを溶かす: フライパンにバター(またはマーガリン、油)を入れて弱火にかけ、完全に溶かします。
- パンの耳を炒める: 溶かしたバターの中にカットしたパンの耳を入れ、弱火でじっくりと炒めます。全体にバターがなじみ、きつね色になるまで根気強く炒めてください。焦げ付かないように時々混ぜるのがポイントです。
- 砂糖を絡める: パンの耳がきつね色になりカリッとしてきたら、火を止め、砂糖を全体にまんべんなく振りかけます。余熱を利用して手早く混ぜ、砂糖を絡めます。お好みでシナモンパウダーなどを加える場合も、ここで一緒に振りかけます。
- 粗熱を取る: 砂糖が全体に絡まったら、バットやお皿などに広げて粗熱を取ります。冷めるにつれてさらにカリッとします。
オーブントースターで作る方法
- パンの耳をカットする: フライパンで作る方法と同様に、食べやすい大きさにカットします。
- バターと砂糖を混ぜる: 耐熱皿にバター(またはマーガリン)と砂糖を入れ、電子レンジで数十秒加熱してバターを溶かし、よく混ぜ合わせます。砂糖が溶けきらなくても大丈夫です。
- パンの耳と絡める: 2で作ったバターと砂糖の中にカットしたパンの耳を入れ、全体にしっかり絡めます。
- オーブントースターで焼く: 3のパンの耳を耐熱皿に広げるか、アルミホイルを敷いた天板に並べ、オーブントースターで焼きます。焦げ付きやすいので、様子を見ながら、きつね色になるまで5〜10分程度焼いてください。途中で一度裏返すと、両面がきれいに焼けます。
- 粗熱を取る: 焼きあがったら、バットやお皿などに広げて粗熱を取ります。冷めるにつれてカリッとします。
かかる時間と難易度
- かかる時間: 準備も含めて15分〜20分程度です。
- 難易度: 簡単(初心者向け)です。特別な技術は必要ありません。
期待できる効果・メリット
- 食品ロスの削減: 捨てるはずだったパンの耳を無駄なく活用できます。これは家庭から出るゴミを減らすことにつながります。
- 家計の節約: 市販のおやつを購入する代わりに手作りすることで、おやつ代を節約できます。パンの耳は実質無料なので、かかる費用は砂糖とバター代のみとなり、非常に経済的です。
- 手軽な手作りおやつ: 思い立った時にすぐに作れる手軽さです。お子様のおやつや、ちょっと小腹が空いた時にもぴったりです。
まとめ/その他
パンの耳を使ったエコラスクは、食品ロス削減と家計節約を同時に叶える、非常に簡単で実践的なDIYです。プレーンな砂糖味だけでなく、シナモンやココア、きな粉などをプラスしたり、溶かしたチョコレートをコーティングしたりと、様々なアレンジを楽しむこともできます。
作成上の注意点:
- 砂糖を絡めた後は焦げ付きやすいため、火加減に注意し、手早く作業を行ってください。
- 揚げ油を使用することも可能ですが、より手軽でヘルシーなフライパンやオーブントースターでの調理をおすすめします。
- 作ったラスクは、乾燥剤と一緒に密閉できる容器に入れて常温で保存すると、カリッとした食感を長く楽しめます。ただし、手作りで保存料を使用していないため、できるだけ早めに食べきるようにしてください。
身近な食材の「もったいない」をなくす小さな一歩が、ゼロウェイストな暮らしにつながります。ぜひ、ご家庭のパンの耳で美味しいエコラスク作りに挑戦してみてください。