ゴミを減らす簡単DIYライフ

エコで節約!古タオルや古着の端切れで作るクッション詰め物DIY

Tags: エコ, 節約, DIY, 布リサイクル, クッション詰め物

捨てがちな古タオルや古着がクッションの詰め物に大変身!簡単エコDIY

ご家庭に、もう使わなくなった古タオルや着なくなった古着はありませんか?ウエスにしたり、布巾にしたり、様々な再利用方法がありますが、今回はこれらの布製品を捨てずに活用する、手軽で実用的なDIYをご紹介します。それは、古くなったクッションの詰め物として再利用するというアイデアです。

クッションの中身がへたってしまったり、新しいクッションカバーに合う詰め物が欲しいと思っても、市販のものを購入すると意外と費用がかかります。また、不要になった布製品は、そのまま捨ててしまうとゴミになってしまいます。

このDIYは、家庭にある不要な布を有効活用することで、新しい詰め物を買う費用を節約し、布ごみを減らすゼロウェイストにつながる、まさに一石二鳥の方法です。特別な道具や難しい技術は一切不要。ハサミさえあれば誰でも簡単に始められます。

さあ、ご家庭に眠っている古タオルや古着を、ふかふかのクッションに変身させてみましょう。

必要な材料と道具

このDIYに必要なのは、ご家庭にあるものです。

【材料選びのポイント】 綿素材の布は扱いやすく、クッションの詰め物に適しています。化学繊維の布や、毛糸のような細かすぎるもの、ほつれやすい素材(ガーゼなど)、硬い素材(デニムなど厚手のもの)は、詰めにくい場合や、中でごわつきやすい場合があるため、避けた方が無難です。また、必ず一度洗濯して清潔な布を使用してください。

作り方(簡単チュートリアル)

作業時間は布の量によりますが、タオルの大判1枚分程度であれば、30分から1時間程度で完了します。難易度は【初級】です。

  1. 布を細かく切る 準備した古タオルや古着を、裁ちばさみで2~3cm角程度の大きさに細かく切ります。あまり大きく切りすぎるとクッションの中で偏りやすく、小さすぎると切るのに手間がかかる上に飛散しやすくなります。おおよそ同じくらいのサイズに揃えるときれいに仕上がりますが、多少ばらつきがあっても問題ありません。根気よく、必要な量だけ切り進めてください。

  2. クッションカバーに詰める 切った布を、クッションカバーのファスナーや開口部から少しずつ入れていきます。一度にたくさん入れようとせず、少量ずつ丁寧に入れていくのがきれいに詰めるコツです。

  3. 均等に詰める 布を詰める際は、カバーの角までしっかりと布が行き渡るように、手やピンセット、菜箸などを使って奥に押し込んでいきます。全体に均等に布が行き渡るように調整することで、バランスの良いふっくらとしたクッションになります。詰める布の量はお好みで調整してください。パンパンに詰めるか、少し柔らかめに仕上げるかで、座り心地や見た目が変わります。

  4. 閉じる 布を詰め終わったら、クッションカバーのファスナーやボタンなどをしっかりと閉じます。これでクッションの完成です。

※もしクッションカバーがなく、へたったクッション本体を使用する場合は、クッションの縫い目を数センチほどいて中身の一部(または全部)を取り出し、そこに切った布を詰めてから、手縫いで縫い閉じればリメイクできます。今回はカバーを使う方法を基本として説明いたしました。

期待できる効果・メリット

この簡単DIYで得られる効果はたくさんあります。

まとめ

古タオルや古着の端切れをクッションの詰め物として再利用するDIYは、とても簡単でありながら、家計の節約とゴミの削減に貢献できる、実用的なアイデアです。

作業上の注意点としては、必ず清潔な布を使用すること、そして湿気がこもらないよう時々クッションを風通しすることをおすすめします。これにより、快適なクッションを長く清潔に保つことができます。

衣類としてはもう着られない、タオルとしても吸水性が落ちてしまった、といった布製品は、そのまま捨てる前に、ぜひこの方法でクッションの詰め物として第二の人生を与えてみてください。手軽にできるゼロウェイストの第一歩としても最適です。