捨てるのはもったいない!保冷剤で超簡単エコ消臭剤の作り方と節約効果
溜まりがちな保冷剤を活用!簡単エコ消臭剤を手作りしませんか?
食品や冷凍品を購入した際に付いてくる保冷剤。いつの間にか冷凍庫の片隅に溜まっている、というご家庭も多いのではないでしょうか。使い道がなく、捨てるしかないと思ってしまいがちですが、実はこの保冷剤の中身を使って、お家で手軽にエコな消臭剤を手作りすることができます。
身近にあるものを活用するこのDIYは、ゴミを減らすゼロウェイストにつながるだけでなく、市販の消臭剤を購入する費用を節約することにもつながります。特別な材料や難しい手順は一切ありませんので、ぜひ一度試してみてください。
必要な材料・道具
このDIYに必要なものは、どれもご家庭にあるものばかりです。
- 保冷剤(凍っていないもの):1〜2個
- 空き容器:ジャムの空き瓶、プリンやヨーグルトの空きカップ、小さなガラス容器など、蓋ができるものが望ましいです。
- 混ぜるもの:竹串やマドラーなど
- (お好みで)アロマオイル:数滴
作り方(チュートリアル)
保冷剤を使ったエコ消臭剤の作り方は、驚くほど簡単です。ものの数分で完成します。
- 保冷剤の中身を容器に出す
- 保冷剤をハサミで開け、中に入っているゼリー状の吸水ポリマーを空き容器に入れます。
- 保冷剤の中身は口に入れないように注意してください。また、飛び散らないよう静かに出しましょう。
- アロマオイルを加える(オプション)
- 香りを楽しみたい場合は、お好みのアロマオイルを数滴(3〜5滴程度)加えます。ラベンダーやミント、柑橘系などがおすすめです。
- アロマオイルはなくても消臭効果はありますので、無香料が良い場合は省略してください。
- よく混ぜる
- 竹串やマドラーなどを使って、保冷剤の中身とアロマオイル(加えた場合)を均一になるようによく混ぜます。
- 蓋をする
- 容器に蓋がある場合はしっかりと閉めます。蓋がない場合は、ラップなどでしっかりと覆います。
- 蓋やラップをした後、楊枝などで数カ所小さな穴を開けます。これは、消臭成分や香りを適度に蒸発させるためです。穴が大きすぎると中身が早く乾燥してしまうので、小さな穴で十分です。
- 置きたい場所に置く
- 玄関、トイレ、下駄箱、クローゼット、リビングなど、匂いが気になる場所に置いてください。
かかる時間と難易度
- かかる時間:約5分
- 難易度:初級(超簡単)
ハサミが使える方であれば、どなたでも簡単に作ることができます。
期待できる効果・メリット
この保冷剤DIY消臭剤を使うことで、以下のような効果やメリットが得られます。
- 優れた消臭効果:保冷剤の中身である吸水ポリマーは、水分と一緒に空気中の匂い成分を吸着する性質があります。これにより、気になる生活臭を効果的に取り除くことが期待できます。
- 高い節約効果:市販の消臭剤は定期的に購入する必要がありますが、保冷剤は食品などに付いてくるものを活用するため、材料費はほぼゼロ円です。継続して手作りすれば、年間で数千円程度の節約につながる可能性もあります。
- ゼロウェイストへの貢献:本来であれば捨てられてしまう保冷剤を有効活用することで、ゴミの削減につながります。環境に優しい選択と言えます。
- 香りのカスタマイズ:アロマオイルを使えば、お好みの香りの消臭剤を作ることができます。部屋の雰囲気に合わせた香りでリラックス効果も期待できます。
まとめ
家庭に眠っている保冷剤が、ほんの数分でエコで経済的な消臭剤に生まれ変わります。特別な準備は必要なく、身近なもので手軽に始められるのが魅力です。
手作り消臭剤は、中身が小さく乾燥してきたら交換の目安です。使用済みの吸水ポリマーは、基本的には燃えるゴミとして処分できますが、お住まいの自治体のルールをご確認ください。
この簡単なDIYを通じて、楽しみながら無駄を減らし、快適な暮らしと家計の節約を実現していただければ幸いです。ぜひ、お休みの日にでも挑戦してみてください。