ゼロ円DIY!シャンプーボトルで作る簡単エコスコップと小物入れ
捨てられがちな空きボトルが便利アイテムに
シャンプーや洗剤、ボディソープなどのプラスチックボトルは、使い終わると捨ててしまうことが多いものです。しかし、これらのボトルは丈夫で多様な形をしており、ちょっとした工夫で暮らしに役立つアイテムに変身させることができます。今回は、空きボトルを使った簡単スコップと小物入れの作り方をご紹介します。ゴミを減らせるだけでなく、新しいアイテムを買う費用も節約できます。
必要な材料・道具
- 使い終わったプラスチックボトル(シャンプー、洗剤、柔軟剤など)
- カッターナイフ
- ハサミ
- 油性ペン
- (必要に応じて)紙やすりやビニールテープ
作り方(チュートリアル)
事前準備
- 使用するボトルをきれいに洗い、中をしっかり乾燥させてください。洗剤残りがあると不衛生ですし、水分が残っていると作業しにくい場合があります。
- ラベルを剥がしておくと、後で使いやすくなります。
スコップを作る
- ボトルを横向きに置きます。持ち手として利用したい部分(ボトルの首や側面)を残しつつ、スコップのすくう部分となる形を油性ペンでボトルに描きます。ボトルによっては、持ち手部分が元からくびれていて握りやすい形になっているものがあります。底のカーブを活かすと、すくいやすい形になります。
- 描いた線に沿って、カッターナイフで切り込みを入れ始めます。滑りやすいので、安定した場所で、刃の扱いに十分注意して作業してください。
- カッターで入れた切り込みをガイドにしながら、ハサミを使って線に沿ってボトルを切り進めます。厚みがある部分は力が必要になる場合があります。
- 切り終わったら、切り口を指で触って安全か確認します。もし鋭利な部分があれば、紙やすりで角を丸くしたり、ビニールテープを貼って保護したりすると安全に使用できます。
小物入れを作る
- 小物入れとして使用したい高さを決めて、ボトルの側面に油性ペンで線を一周描きます。ボトルの底部分を小物入れの底にするのが一般的です。
- 描いた線に沿って、カッターナイフで切り込みを入れます。ここでも刃の扱いに注意が必要です。
- カッターで入れた切り込みからハサミを使って、線に沿って慎重にボトルを一周切り進めます。
- 切り口を触って安全か確認し、必要であれば紙やすりやビニールテープで処理をします。
かかる時間と難易度
- おおよその作業時間: 10分〜20分程度(ボトルの大きさや厚み、切り口の処理による)
- 難易度: 簡単(カッターやハサミの扱いには注意が必要です)
期待できる効果・メリット
- ゴミ削減: 通常は捨てられるはずのプラスチックボトルを再利用することで、家庭から出るプラスチックごみの量を減らすことができます。ゼロウェイストにつながる小さな一歩となります。
- 家計節約: ガーデニング用の土や肥料をすくうスコップ、ペットフード用の計量スコップ、掃除用具入れ、文房具立てなど、様々な用途で利用できます。これらを新たに購入する必要がなくなるため、節約効果が期待できます。特に専用のスコップは数百円から千円程度かかることもありますので、大きな節約になる可能性があります。
- 実用性: ボトルによって形や大きさが異なるため、用途に合わせて最適なものを選んだり、複数作成して使い分けたりできます。特にガーデニングでは、土だけでなく砂利などを扱う際にも丈夫なボトルスコップが役立ちます。小物入れとしても、入れるもののサイズに合わせてボトルを選ぶことで、既製品よりもぴったりな収納が実現できる場合があります。
まとめ
使い終わったシャンプーや洗剤の空きボトルは、少し手間をかけるだけで便利なスコップや小物入れとして生まれ変わります。身近なものを無駄なく使うことは、ごみ削減と家計節約の両方に貢献できる素晴らしい習慣です。カッターやハサミを使う際は、手を切らないように十分注意し、必ず大人が作業を行ってください。お子様と一緒に作る場合は、切る作業は大人が担当し、油性ペンで絵を描いたり、切り口にテープを貼ったりといった安全な工程をお願いすると良いでしょう。ぜひご家庭にあるボトルで試してみてください。